北海道オホーツク地方の興部町の中学校のグラウンドで、ヒグマが目撃されました。
5月17日午後5時35分ごろ、興部中学校のグラウンドにいたクマ1頭を近くの住民が目撃しました。
5分後、町民から連絡を受けた興部町職員が「動物っぽい黒い影が見える」と警察に通報しました。
現場に駆けつけた警察官も、中学校から南東の方向に500~600メートルほど離れた森に立ち去るクマを目撃しました。
警察によりますと、クマの体長は約1.5メートル。ハンターも出動しましたが、日没が近く、現場から立ち去っていることから駆除しませんでした。
周囲が暗かったことから、警察などは足跡などの痕跡を確認できていません。
出没したのが土曜日だったことから、当時、学校には誰もいませんでした。
中学校の敷地内にクマが現れたことから、警察はパトカーによる周囲の巡回頻度を増やし、警戒を強めています。