5月15日、オリックス・バファローズとの首位攻防戦に臨んだファイターズでしたが、この試合前には、歌手でタレントの中島健人さんが、自身初となるファーストピッチに登場しました。キャッチャーは中島さんの楽曲を登場曲にするほど大のケンティーファンである田宮裕涼選手。事前に話を聞きました。

――(中島さんにお会いするのは)念願ですか?どんな気持ちですか?

 「念願ですね確かに。当日会ったら緊張をして、何も話せなくなるんじゃないかなと思います」

――当日はどんなファーストピッチ期待していますか?

 「かっこいいケンティーの姿を見られるのを楽しみにしています」

 さて、注目のファーストピッチ。ワンバウンドするも田宮選手がしっかりとキャッチ。ファーストピッチを終えた2人はしっかり抱擁、試合開始前から球場は大盛り上がりとなりました。


 試合は0対0で迎えた7回、ファイターズはピンチを迎えた場面で、今年でプロ18年目を迎えた宮西尚生投手がマウンドへ。これで880試合連続リリーフ登板の快挙を達成、プロ野球記録を更新しました。大ピンチをセカンドゴロで切り抜けました。

 打線は7回、33打席ヒットがなかった郡司裕也選手が0-0の均衡破る2点タイムリーヒットで先制すると、8回にもセンターへのタイムリーヒット。1試合4打点を挙げた郡司選手と宮西投手に試合後、中島健人さんがヒーローインタビューをしました。

(中島健人)「(郡司選手へ)どんな思いで打席に入られましたか?」

(郡司選手)「中島さんから郡司って名前が出るのがすごいですよ。新鮮でありがとうございます。セクシーサンキューです、本当に」

(中島健人)「こちらこそマイプレジャーセクシーということで、ありがとうござい
ます」

(郡司選手)「今日は宮西さんが、すごい記録を達成した日なので、宮西さんのため
に打ちました」

(中島健人)「ファンの皆さんに、今のこのありったけの思いを伝えていただけると嬉しいです」

(郡司選手)「見渡す限り、『健人』の文字ばっかりですけど…『郡司』より『健人』の方が多い気がするんですけど」

(中島健人)「そんなことないです。『グンティー』もいっぱいありますから大丈夫です」

(郡司選手)「本当に『グンティー』ファンの皆さんの声援のおかげで、きょう打てましたので、これからも応援よろしくお願いします!」


宮西尚生投手へのヒーローインタビュー

(中島健人)「(宮西投手へ)どんな思いでマウンドに上がりましたか。

(宮西投手)「やべぇなと思いながら…立ちました」

(中島健人)「880試合連続リリーフ登板。この記録を作った今の感想を教えていただけますか」

(宮西投手)「今日は新記録ということで、宮西一色かと思えば中島一色で…」

(中島健人)「そんなことないです。全然そんなことないです。宮西投手一色でございます」

(宮西投手)「本当に(中島さんに)来ていただいたタイミングで記録が達成できたっていうのもまた嬉しいなと思います」

(中島健人)「おめでとうございます。今のお気持ちをファンの皆さんにお伝え願います」

(宮西投手)「ミヤティーファン、います?いますか?本当に今日は皆さんの新たな日本ハムファンの記録が誕生した日です。僕だけの記録じゃないので、みんなで喜び合いましょう!」


 中島健人さんは、しっかりとファーストピッチの役目を果たし、試合を勝利に導いて、さらにヒーローインタビューで選手との新しい掛け合いをしてくれました。
大ファンの田宮裕涼選手との貴重なバッテリーも見られました。ぜひまたエスコンフィールド来て欲しいです。

北海道文化放送
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