招待されたSNSのグループで「総資金を5000万円以上にできる」などと言われて信用し、福岡県北九州市の44歳の男性が750万円をだまし取られていたことがわかりました。

若松警察署によりますと2月24日ごろ、北九州市若松区の会社員の男性(44)がスマートフォンで投資に関するサイトを見ていたところ、別のSNSに移行して、男性名義のアカウントを使う運営代表者を名乗る人物のSNSグループに招待されました。

男性が参加すると、そのグループにはアシスタントを名乗る人物もいて、男性は「今回の市場のチャンスをしっかり活かせば、取引サイクル終了時には、口座の総資金を5000万円以上に積み上げることも可能です」などと言われ、さらに投資用のアプリをインストールするよう指示されました。

これらの話を信用した男性は3月21日から4月18日にかけて4回にわたり、投資名目で計750万円を指定口座に振り込み、だまし取られたということです。

警察はSNS型投資詐欺事件として調べるとともに
▽SNSやインターネット上の投資話には注意しましょう
▽「絶対にもうかる」「あなただけ」という話は詐欺です
▽お金を送金する前に、家族や周囲の人に相談しましょう
▽SNSは、知らない人からの「友だち申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう
などと注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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