田植えのシーズンを迎えている中、米子市の皆生温泉で宿泊客に提供するオリジナル日本酒の仕込みに使われる酒米の田植えが、16日に伯耆町で行われました。
伯耆町福岡地区で16日、日本酒の仕込みに使われる酒米「五百万石」の田植えが行われました。地元の園児や小学生、それに米子市の皆生温泉旅館組合の青年部のメンバーが、6アールほどの水田に苗を植えていきました。
旅館組合では、18年前から福岡地区でどぶろくを作る酒造会社の協力で、オリジナルの日本酒を仕込み、宿泊客に提供しています。
株式会社上代・遠藤みさと社長:
小学生の時にこの酒米の田植えをしました、今は4代目で3年目になります。地域一体となって出来ているので、地域の思いをしっかりと込めて作っていきたい。
皆生温泉旅館組合・河津幸雄事務局長:
お泊りのお客さんには是非とも料理と「海に降る雪上代」日本酒を堪能していただけたらと思います。
酒米は秋に収穫され、年明けごろに境港市の酒造会社で仕込みに使われることになっています。