結婚式場を運営する「アルカディア」の前社長らが、新型コロナ対策の助成金を不正に受給していたとして詐欺の罪で追起訴されました。

追起訴されたのは、福岡県久留米市などで結婚式場を運営していたアルカディアの前社長、大串淳被告(54)ら4人です。

起訴状によりますと大串被告らは2022年11月、従業員68人の休業日数を水増しして申請し、国から新型コロナ対策の雇用調整助成金2330万円あまりをだまし取ったとされています。

4人は今年3月にも別の助成金詐欺で起訴されています。

福岡労働局はアルカディアに対し、違約金を含めた約12億円の支払いを命じていますが、アルカディアは事業を停止し、3月に裁判所から破産開始決定を受けています。

テレビ西日本
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