愛知県豊橋市の新アリーナ計画の是非を問う、住民投票実施に向けた条例案が5月15日、市議会に提出され、午後にも可決する見通しです。
15日に開会した豊橋市の臨時市議会で、新アリーナ推進派の自民・公明に、反対派の共産を加えた3つの会派が共同で、夏の参院選の投票日と同じ日に住民投票を実施する条例案を提出しました。
条例案は「新アリーナを含む豊橋公園東側の整備事業の継続」の賛成か反対かを問い、市長と市議会は結果を尊重しなければならないとする内容で、午後にも賛成多数で可決する見通しです。
新アリーナ建設中止を公約に当選した長坂尚登市長も、結果を尊重する姿勢を明らかにしていて、半年あまり膠着状態が続く計画の行方が、市民の判断に委ねられることになります。