山形・上山市で5月10日・11日、日本最大級のワインバルが開かれた。国産ワインを味わうイベントで配られたグラスが、盛り上がりに一役買っていた。

350種以上の国産ワインを一度に楽しめる
5月10日・11日、城下町・上山市で開かれた「山形ワインバル」。
12年目を迎えた日本最大級のイベントには、県の内外から57のワイナリーが参加し350種類以上の銘柄が並んだ。

参加者は、「種類もたくさんあるから楽しい。人がたくさんいて驚いた」「6杯目、7杯目くらい。(けっこういってますね)内緒にしてください」と、思い思いにワインを楽しんでいた。

毎年デザイン変わるグラスを囲み笑顔こぼれる
2日間で7700人が参加し、大盛況だったイベントで使われていたワイングラス。
このグラスは、チケットを購入した人に配られるもので、そのまま持ち帰ることができる。

2025年は新たなデザインのグラスが6000個用意され、あわせて1万個のグラスを実行委員が6時間かけ一つひとつ丁寧に手洗いした。

グラス洗いに参加していた実行委員は、「イベントでワインを飲む人に、きれいなグラスで楽しんでほしい」「おいしく飲んでもらうことが一番なので、そのためにグラスのきれいさは大事」と話していた。

スタッフが丁寧に洗ったワイングラスへのイベント来場者の反応は、「かわいい。かわいいです。家でも使おうと思います」「ロゴというか、これがすごく個性的というか一生使いたいと思います」「洗ってもらってうれしい。その人の分まで、きょうは飲んで帰ります」と楽しそうに話してくれた。

来場者:
「グラスもめちゃくちゃかわいいし、これをもらうために今日早く来たので、洗ってもらって感謝です」

山形ワインバル実行委員長・五十嵐伸一郎さん:
毎年ちょっとしたデザインとか色とか変わっているので、並べていただいて「あの時こんなワイン飲んだな」と思い出してもらえるよう、使ってもらえれば素敵だなと思います。

おいしいワインが作られる日本の豊かな大地に感謝し、その味を楽しんでもらう「山形ワインバル」。
心を込めて用意したワイングラスがイベントの盛り上がりに一役買っていた。
(さくらんぼテレビ)