有毒植物の「スイセン」を「ニラ」と間違えて調理して食べた5人が食中毒の症状を訴えていたことがわかりました。
この時期スイセンは花が咲いていないので、ニラと見かけがよく似ていることから
間違いやすくなっています。
県厚生部によりますと今月12日高岡厚生センター管内で夕食に「ニラ」として調理して食べた30代から80代の5人が下痢と嘔吐などの食中毒症状を訴えこのうち3人が富山県高岡市内の医療機関を受診しました。
患者の体内からは「スイセン」に含まれる有毒成分が検出され食中毒の原因と断定されました。
5人が間違って食べたスイセンは同じ庭でニラも育てていたそうで、県は、「スイセン」は葉が「ニラ」と似ているがニラには特有の匂いがあるので採る時には匂いを確認するよう呼び掛けています。