糖度が高く毎年人気を集めている静岡県森町特産のトウモロコシ「甘々娘」の盗難被害を防ごうと、収穫を前に生産者や警察、それにJAが会議を開き対策を話し合いました。
森町特産のトウモロコシ「甘々娘」は糖度が高く人気を集める一方、2021年には1つの畑から約3000本盗まれる被害が起きるなど対策が欠かせません。
2025年も5月下旬から始まる収穫や販売を前に、5月14日は生産者と警察、それにJAが盗難を防ごうと共通認識を図るための会議を開きました。
警察は侵入防止柵の設置や普段見かけない人がいたら相手の目を見て挨拶したり、車のナンバーを控えるたりすること、その情報を共有することの大切さなどを改めて伝えていました。
生産者:
苦労して作ったものをタダで持っていかれるのは大変つらいものがある。
袋井警察署・星名正彦 森担当次長
トウモロコシ1本でも窃盗という犯罪になるので小さな犯罪も許してはならない。警戒を強化して犯罪発生を未然に防止していきたい。
2025年も収穫時期に合わせ、警察は生産者と協力して24時間体制でパトロールをするなど被害防止に努めていくということです。