海上保安部の仕事を学ぶ体験教室が13日、秋田市で開かれ、潟上市の中学生が普段見られない巡視船を見学するなどして、海の安全を守る職業に理解を深めました。
参加したのは、潟上市の天王南中学校の2年生13人です。ライフジャケットを実際に着用し、安全対策について学びました。
この後、生徒は巡視船しんざんの船内見学を行いました。
生徒は船内の設備に興味深々。船の動かし方を体験しながら双眼鏡で景色を楽しんだほか、人命救助に使用される塔載艇の乗り心地を体感しました。
今回の体験教室の感想を生徒に聞いてみると、「ライフジャケットはできるだけ着用して海に行って、ごみを捨てるのは良くないことなので見かけたら注意したい」「自分の命は自分で守ることを心に入れておきたい」と話していました。
秋田海上保安部・篠崎則彦さん(※「崎」は「たつさき」):
「今回の職場体験を通じて秋田出身の小・中学生に海上保安庁のことを知ってもらい、将来海上保安庁に入ってもらえる人材を募りたい」
海で何か起きた時は「118」に通報を。生徒は海の安全がどのように守られているかを学んでいました。