山陰地方では13日、島根県の津和野で29℃を記録するなど季節先取りの暑さになりました。この暑さ、今週は各地で真夏日一歩手前まで気温の上昇が続く見込みです。

13日正午ごろの鳥取砂丘…。高気圧に覆われて晴れましたが、強い日差しが照り付け、砂丘を歩く観光客などにとっては少し酷な暑さとなりました。
最高気温は、鳥取で27.4℃と6月下旬並みだったのをはじめ、山陰両県で最も高かった島根県の津和野は29℃を記録。7月上旬並みの暑さでした。
これは晴れた上、南寄りの風が流れ込んだためで、山陰地方が季節先取りの暑さになるパターンの一つです。
松江市でも…。

坂西美香アナウンサー:
松江市の最高気温は26.1℃、これは6月中旬並みで1か月ほど先取りした暑さです。

観光客:
きょうは天気がいいねこちらの方が少し暑い。

観光客:
カラッとしていていいお天気です。のどが乾いて、お城を登ってきたら疲れて。

14日は、13日と同じくらいかさらに暑くなる見込みです。
予想最高気温は、鳥取で28℃、松江で27℃、米子で26℃などとなっています。

さらにその先も平年より高く、ジメジメとした暑さに変わりそうです。特に今週の後半から来週初めにかけては、前線の影響で雨が降り、梅雨のはしりとなりそうです。

6月上旬までの1か月予報では、気温が平年より高く、降水量は平年並みか多いと予想されています。
「高温多湿」の天気は、体を動かした時に熱が外に逃げにくい気象条件にもなるため、早め早めの熱中症対策が必要となりそうです。

TSKさんいん中央テレビ
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