山陰地方は気温が上がり、空気も乾燥している中、鳥取県大山町では13日朝、民家の離れなど6棟を焼く火事がありました。引き続き火の取り扱いには注意が必要です。
火事があったのは、大山町長野の林原健次郎さん(79)の住宅で、13日午前7時35分ごろ、近くの住民から「車と車庫が燃えている火が建物にも燃え移りそう」と消防に通報がありました。
火は約3時間半後の11時すぎに消し止められましたが、この火事で、林原さんの住宅の離れや車庫などが全焼したのをはじめ、隣の民家の車庫や母屋などにも被害が出て、あわせて6棟を焼きました。
火事によるけが人はいませんでした。警察と消防が火事の原因を調べています。
山陰地方は、高気圧に覆われて晴れ、空気が乾いた状態で、鳥取県全域と島根県東部には引き続き乾燥注意報が出ていて、火の取り扱いに注意が必要です。