欧米など世界各国で日本酒の人気が高まる中、雲南市の酒蔵が日本酒の販売を新たにイギリスでスタートさせ、このほどロンドンで販売イベントを開きました。

イギリスのロンドンで日本酒の販売を始めたのは、雲南市掛合町の田部竹下酒造で、現地時間の5月9日と12日の2日間にわたり、ロンドンのホテルで販売イベントを開きました。
イベントには、現地のホテルやレストラン、日本大使館の関係者など、合わせて約80人が参加。中には、ミシュランガイドで星を持つレストランのシェフやソムリエの姿もありました。
今回のイベントでは、イギリスの伝統料理やチーズと日本酒をマッチング。参加者からは「日本酒がこんなに合うとは思わなかった」という声が相次いだということです。

在イギリス日本大使館・池上正喜全権公使:
日本酒の銘柄、いろいろな特徴に合わせてどういう料理に合わせるかなど、いろいろまだ開発の余地がある。マーケットもまだこれからの時代。大きなビジネスチャンスにつながるのではと期待している。

田部竹下酒造では、現地に何度も足を運んで関係者にヒアリングし、ボトルのデザインを刷新するなど、イギリスでの販売に向けて、入念に準備してきたということです。
今回の販売は500本でしたが、今後はフランスやイタリアにも販路を広げたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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