5月は自転車月間です。愛媛県松山市では12日、松山学院高校の自転車競技部の部員たちが自転車でのヘルメットの着用などを呼びかけました。部員の1人は「着用してなかったら、今の私はいない」と体験を話しました。

松山学院高校・自転車競技部の部員:
「ヘルメットの着用をお願いします」

警察と一緒に呼びかけたのは去年、インターハイの男子学校対抗で7連覇を達成した松山学院高校自転車競技部の部員たち。交通量の多い松山市の天山交差点で12日夕方、自転車に乗った人たちにチラシを配り、ヘルメットの着用や交差点での安全確認を呼びかけました。学生を除く大半がヘルメットを着用していませんでした。

警察によりますと、愛媛県内では4月末までに発生した交通事故のうち約7割が交差点での事故でした。

愛媛県警交通企画課・神野圭一警部:
「交差点ではしっかり一時停止をする。信号をしっかり守るというような基本的なルールをしっかり守っていただきたい」

県内で今年に入り4月末までに自転車の事故で死亡したのは3人。このうち2人はヘルメットを着用していませんでした。

呼びかけた部員のうち、特別な思いを抱いていたのは自転車競技部の3年生・玉井葵妃さん。実は公道での練習中に車にはねられた経験をもち、ヘルメット着用の重要性を訴えています。

玉井葵妃さん:
「ヘルメットが割れる位の強い衝撃だったので、もしヘルメットを被っていなかったら今の私はいないかなと思ったので、ヘルメットはちゃんと着けてほしい」

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テレビ愛媛
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