太鼓の話題です。13日、輪島市の神社である太鼓が披露されました。
披露されたこの太鼓。輪島市出身のプロの和太鼓奏者のある思いが込められています。その思いとは。
輪島市河井町の重蔵神社。13日、ここである太鼓が披露されました。
加藤アナ:
「こちらの太鼓、どのような太鼓なんですか」
今井昴さん:
「これは僕が復興太鼓というものをするためにつくらせてもらった太鼓です」
輪島市出身のプロの和太鼓奏者、今井昴(いまい すばる)さん。輪島や七尾、金沢で和太鼓のワークショップを開くため、白山市の浅野太鼓に依頼しこの和太鼓を作りました。
太鼓の演奏を奉納した今井さん。ワークショップの集大成として、参加者と共に和太鼓の演奏を披露しようと考えています。
今井さん:
「被災して思ったのはいろんな人と関わったほうがいいな。もちろん大変な人もいらっしゃるしそういうのできない人もいるんですけどそれを僕自身がすごくひしひしと感じているので」
ワークショップには子どもから大人まで誰でも参加できます。そこで私も和太鼓を叩かせてもらいました。
加藤アナ:
「こんなに私でも響くんだと思いました」
今井さん:
「楽しいっていう笑顔で叩いたら笑顔な太鼓の音になる」
ワークショップは今月22日を皮切りに、輪島・七尾・金沢の3会場で行われます。
今井さん:
「仮設にいらっしゃる方とかちょっとでも外に出て太鼓っていうものを通じて楽しかったねとか上手だねとかじゃあ今度輪島来てよとか金沢来てよとか交流が生まれればなと復興太鼓頑張ります!狼煙を上げろー!」