インドから帰国した松江市の30代の男性が、赤痢に感染していたことが分かり、松江保健所が感染経路などを調べています。松江保健所管内で赤痢患者が確認されるのは、2009年以来です。
赤痢に感染したのは、松江市在住の30代の男性です。
市の12日の発表によると、この男性は4月25日からインドに行き、滞在中だった5月2日以降、腹痛や下痢、血便などの症状が出ていたということです。
7日に帰国後、市内の医療機関を受診した結果、12日までに「赤痢」に感染していたことが分かりました。
松江保健所管内で赤痢患者が確認されたのは2009年以来で、県内では2023年以来となります。
男性は回復傾向にあり、保健所は、男性と接触した人への2次感染がないか調べています。
保健所は、海外に行った際には、なま水や生の魚介類、生野菜などは避けるよう呼びかけています。