NTTの関連会社の社員を名乗る男たちから、愛媛県松山市の60代の女性が「利用料の未納がある」などと電話でウソを言われ、現金60万円をだまし取られました。警察は被害届を12日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは、松山市内に住む福祉施設職員の女性(60代)です。
警察によりますと女性は5月11日、携帯電話に連絡先とともに利用料の問い合わせるメッセージが届き電話。NTTの関連会社の社員を名乗る男から「サイトの利用料金に未納がある」などとウソを言われ、指示通りに市内のATMから指定された口座に現金10万円を振り込みました。
このあと別の社員を名乗る男から「ほかに2件のサイトの登録が判明した」と偽られ、新たに50万円を要求されて振り込み、あわせて現金60万円をだまし取られました。
女性は別居している息子が自宅を訪れた際、出来事を話すと詐欺の指摘を受け警察に相談。被害にあったことが分かりました。
警察は特殊詐欺事件として捜査。身に覚えがない未納金の支払いを求めるメールや電話があった場合は、記された連絡先にかけ直すことなく、警察に相談するよう呼びかけています。
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