天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、2日間にわたる大阪・関西万博の視察を終えられました。
9日午後、愛子さまは集まった人たちの歓声に笑顔で手を振り、「食」を通じて命について考えるパビリオンを訪問されました。
愛子さまは、日本人一人が一生で食べるとされる卵2万80000個を表現したオブジェなどを見て回り、「フードロスには心が痛みますし、一方で食料が足りない地域もあり、家族でよく話し合っています」と明かし、「『いただきます』という言葉が改めて大切だと思いました」と話されたということです。
またこれに先立ち、「夢」をテーマとするシンガポールのパビリオンを訪問されました。
愛子さまは「シンガポールの人が思い描いていたものが今、現実になっているんですね」と話されました。
愛子さまは、パネルに自分の夢を描くコーナーで「世界平和」と記されました。