高校生が生活設計の重要性や闇バイトといった金融トラブルの危険性を学びました。

【県銀行協会 松林賢さん】
「闇バイトはアルバイトではなく犯罪。ほとんどが報酬などもらえず使い捨てられる」

この出前教室は高校生にお金に関する知識や判断力いわゆる“金融リテラシー”を身につけてもらおうと、銀行員やOBで構成する佐賀県銀行協会が県などと連携して初めて開いたものです。

8日は佐賀市の佐賀女子高校の3年生約250人がクイズなどを通して生活設計の重要性や資産形成の基本など学びました。
また、特殊詐欺や闇バイトが社会問題となっていることにも触れ、金融トラブルに巻き込まれないようにするために「おいしい話には気をつける」「怪しいと思ったらはっきり断る」などの鉄則を紹介していました。

【生徒】
「“金融リテラシー”という言葉についてそもそも知らなかった。お金に関する知識や判断力はこれから大事になっていく力だと思った」
【生徒】
「金融トラブルとは無縁な社会人になるためにも、怪しいものには近づかないとかおいしい話には関わらないようにしたい」

出前教室は県内の高校と専修学校が対象となっていて、今後、唐津市や多久市でも予定されています。

サガテレビ
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