地元でとれた新鮮な野菜や果物がお手頃価格で買える直売所。

九州・沖縄でトップクラスの人気を誇る福岡県うきは市の「道の駅うきは」が、いま大きく変わろうとしています。

「道の駅うきは」といえば、うきはの自然が育んだ旬のフルーツや朝どれ野菜などをお手頃価格で販売している大人気の産地直売所。

◆道の駅うきは 山平健二さん
「生産者が700人以上出荷されていて、色んな種類を作っていらっしゃる。そこが『道の駅うきは』の強み」

取り扱っている作物は例えばブドウだけでもなんと約40品種。

柿も約15品種あります。

1年中どのタイミングでも旬の作物がこれだけ多種多様に揃うのは九州の道の駅でもここだけだといいます。

◆来店客
「ここは果物がいいのよ!年間通していろいろある」

◆来店客
「季節ごとに季節のものがたくさんあって、すごく楽しみ」

去年、JAF九州本部が発表した「イチオシ道の駅グランプリ」では九州・沖縄にある全150の道の駅の中から見事1位を獲得。


売り上げも右肩上がりで、昨年度は約13億5000万円。

過去最高を更新しました。

「道の駅うきは」はここ数年客足が伸び、これまでの店舗が手狭になっていたことからリニューアルを決断。

新店舗のオープンまであと1週間となる中、8日、その内部が初めて公開されました。

◆記者リポート
「すごく広くて開放感がありますね」

売り場面積はこれまでの約1.3倍に拡大!

その中でも1番こだわったという所が…

Q.通路も広いですね?
◆道の駅うきは 山平健二さん
「そこが1番変更になったところです。以前はお客さまが通りにくい状況だったと思うんですが、カート同士がすれ違えるような広さ、スペースが確保できた」

通路については、利用者から「幅を広げてほしい」との声が多く寄せられていたといいます。

◆道の駅うきは 山平健二さん
「お買い物しやすい状況になったので、ぜひたくさんのお客様に来ていただいて、地元の生産者の方が丹精込めて作った農産物を楽しんでお買い物いただきたいと思います」

一方、リニューアルの様子を見に来た人は…

◆生産者
「うわーすごい大きくなったね、棚もいっぱい」

驚きの声をあげていたのは、商品を出品しているという74歳の生産者です。

Q.やっぱりうれしいですか?
◆生産者
「新しくてこれだけ広い。今までは置くところがなくて、下の方に置いていた。お客さまの出入りも狭かったからぶつかってね。でもこれだけ広いと行き来もできるし、よかったね」

売り場が広がることで約700人いる生産者の数も増える予定で、さらなる魅力アップが期待されます。

◆生産者
「私が置くとしたら上の棚が1番見やすい。置く場所が増えたことはいいこと。いつも置けなくて、1回で運べる量を2回、3回に分けていた。お客様も増えると思いますから、期待しております」

利用者にとっても生産者にとってもうれしい「道の駅うきは」のリニューアル。

オープンは5月16日の予定です。

テレビ西日本
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