事故を起こした救急車を運転していた20代の男性隊員の呼気から、アルコールが検出されていたことが分かりました。

2025年1月、熊本・天草市楠浦町で、緊急走行していた救急車が店舗に突っ込み、乗っていた女性が約10分遅れで病院に搬送されました。

消防本部によりますと、事故直後に行われた検査で、救急車を運転していた20代の男性隊員の呼気から0.14mgのアルコールが検出されました。

男性隊員は「前日の夜に焼酎などを飲んだ。申し訳ない」と話していて、現在は原則として運転をしない業務にあたっています。

消防本部は8日午後会見を開き、「アルコールチェックを徹底できなかったことは、体制の甘さだった。大変申し訳ない」と謝罪しました。

テレビ熊本
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