トヨタ自動車の最終的な損益が3割以上減少する見通しです。
トヨタは8日、決算内容を発表し、2025年度の最終損益が34.9%減の3兆1000億円と大幅な減益となる見通しを明らかにしました。
アメリカのトランプ政権の関税政策による影響が流動的で見通しが難しいとして、本業のもうけを示す営業利益について、4月と5月分だけで1800億円の押し下げを織り込むほか、為替の変動で7450億円の減益を見込みます。
佐藤社長は、国内生産を維持するとしながらも、関税政策への対応として中長期的には現地で生産することも検討する考えを示しました。