福山市の自宅で5歳の息子の顔を殴りけがをさせた疑いで、7日、45歳の父親が逮捕された事件について、県東部こども家庭センターは家庭状況に問題があるとして5年前から関わりを持っていたことがわかりました。

傷害の疑いで7日、逮捕された福山市御幸町の無職岩下桂士容疑者(45)は、今年3月22日から28日までの間、自宅で5歳の息子の顔を拳で殴り、けがをさせた疑いがもたれています。
5歳の息子は左顔面を打撲するなど全治10日程度のけがをしました。
警察の調べに対し岩下容疑者は、「殴っていない」と容疑を否認しています。

今年3月末保育園に登園していないことを知った県東部こども家庭センターの職員が自宅を訪問し、男の子の顔にあざがあるのを確認。警察に相談して、事件が発覚しました。

こども家庭センターによりますと、男の子が生まれてすぐの5年前から家庭状況に問題があるとして複数回関わりを持っていて、これまで、腕などにひっかき傷が確認されたことがあるということです。

警察は日常的に虐待があったとみて事件の経緯を詳しく調べています。

テレビ新広島
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