被爆80年のことし、マツダは核兵器廃絶を目指す取り組みに役立ててもらおうと、「へいわ創造機構ひろしま」に1億円を寄付しました。
広島県庁を訪れたのはマツダの毛籠勝弘社長です。
毛籠社長は官民でつくる任意団体「へいわ創造機構ひろしま」の代表の湯崎英彦知事に寄付金1億円の目録を手渡しました。
「へいわ創造機構ひろしま」は核廃絶への取り組みを加速させるため、今年12月にも法人化される予定で、賛同者からの寄付で資金を獲得する仕組みをつくり活動基盤を強化するとしています。
寄付金は若手の平和人材を育てるプログラムや、核抑止力に頼らない安全保障の研究などに使われるということです。
【マツダ・毛籠勝弘社長】
「核兵器廃絶 平和を広く訴えていく そういうことを、世代を脈々とつないでいくような活動に資金を有効に使っていただけると思っている」