4日朝の七尾市魚町。待ちに待った日がやってきました。2024年は能登半島地震の影響で巨大な山車「でか山」の巡行は中止に。その分、2025年の祭りにかける思いは特別です。
青伯祭でか山保存会 高瀬勝成副会長:
すごい祭りになると思います震災からの復興祈願という形で能登の人たちが少しでも元気になるようなそういう祭りにしたいですね
高さ12m、重さ20tにもなる「でか山」が町を練り歩くのは2年ぶり。町全体が熱気に包まれました。そして、でか山の巡行で最大の見どころが…。狭い路地で車輪を上げ、方向転換を行う「辻廻し」です。3基のでか山が地震後初めて大地主神社に揃いました。一夜明けた5日…
稲垣アナウンサー:
晴天の能登食祭市場に揃いました3基のでか山青柏祭の最終日その姿を見ようと会場には多くの観客が詰めかけています
最終日の主役は町の人たち。曳き手だけでなく見物客も一緒になってでか山を曳きます。
参加した親子:
やっぱりふるさとが帰ってきたって感じですごく嬉しいです復興のために頑張ってくれた他県の人たちとかに感謝の気持ちで引っ張っています。ちょっと怖いけどとても楽しいです、頑張ります
子どもたちの木遣りが町中に響きわたります。鍜冶町のでか山に乗る新村蒼空くん。蒼空くんは木遣り衆を務める父の慶太さんに憧れて子供木遣り衆に入ることを志願しました。週に4回の猛稽古を親子で重ねて迎えた本番。蒼空くんの思いが歌にこもります。
蒼空くん:
楽しいです。今は100点です
父・慶太さん:
100点です
すると蒼空くんにこんなサプライズが…。慶太さんが蒼空くんの横に。親子共演が実現しました。
父・慶太さん:
楽しかったです、良かったです。本当にまさかできると思っていなかったので夢が叶って良かったです
蒼空くん:
楽しかったです、最高でした