府中町の公園で起きた殺人事件は発生から３週間あまりが経ちました。ゴールデンティークの事件現場には、不安を抱えつつも行楽に訪れる人の姿がありました。
色とりどりのツツジが咲き、初夏の陽気となった府中町の水分峡森林公園。
散歩を楽しむ人やキャンプ場に向かう家族連れなど、多くの人でにぎわっていましたが、今年のゴールデンウィークの来園者は、例年の１０分の１ほどに減っているということです。
先月１２日、公園の管理事務所の入り口近くで、東京都練馬区の会社員、里見誠さん（５２）が殺害されましたが犯人逮捕には至っていません。
事件発生から３週間あまりが経ち、来園者からは…
【女性】
「犯人捕まってないんですよね？なのでやっぱりまだ不安ですね」
【クライミングに来た男性】
「朝晩暗い時はちょっと不安もありますけど日中は人もある程度いるので大丈夫かなと思っています」
捜査関係者によりますと、事件には「複数の若い男女」が関与しているとみられ、警察は犯人が県外に逃走している可能性も含めて捜査を続けています。
