子供に多く見られる感染症の伝染性紅斑、いわゆる”りんご病”の患者数が静岡県内で14年ぶりに警報レベルに達したことがわかりました。
”りんご病”は子供に多く見られ、主に飛沫感染によって10日から20日の潜伏期間の後、微熱やせきなどの風邪の症状から始まり頬や手足に赤い発疹が現れます。
県によりますと、県内では4月21日から1週間の1医療機関あたりの患者数が2.07人となり、2011年6月以来およそ14年ぶりの警報レベルとなりました。
まれに妊婦が感染すると胎児に影響を及ぼす可能性があり、県は人が多い場所での咳エチケットやこまめな手洗いを呼びかけています。