米沢市の春の一大イベント、米沢上杉まつりが5月3日最終日を迎え、メインイベントの川中島合戦が行なわれた。
米沢上杉まつりの川中島合戦は、戦国史上最大の死闘と言われた上杉謙信と武田信玄による戦いを再現したもの。
合戦の舞台には地元の人や一般参加者、計540人が両軍の武者に扮して集結。
鉄砲隊の号砲がなると両軍が入り乱れながら総力戦を展開し、壮大なスケールで戦を再現した。
大将同士の一騎打ち「三太刀・七太刀」の場面では、武田の本陣へ単騎で乗り込む謙信の刀を信玄が軍配で受け止める姿が再現され、観衆から大きな歓声と拍手が沸き起こっていた。
(山形市から)
「とても迫力があって、楽しかった。初めてだったが、これくらいの規模のまつりは見たことが無かったので、楽しんだ」
(山形市から)
「熱気・オーラが伝わってきた。こんなに大将のために頑張っているんだと感じた」
実行委員会によると、先月29日から5日間行われた今年の米沢上杉まつりには、あわせて22万2千人が訪れたという。