岡山市の岡山大学病院で、劇物のホルマリン液が入った容器1本が無くなっているのがわかりました。

岡山大学病院によりますと、5月1日の朝、外来の診察室で、職員が医薬用外劇物のホルマリン液の容器を数えたところ、帳簿と一致しませんでした。
無くなっていたのは、10%に薄めたホルマリン液8ミリリットル1本で、鍵のかかった保管庫に入っていました。致死量に至るものではないものの、人体に影響を及ぼす可能性があるということです。
前日の夕方確認した時には帳簿と一致していたということで、病院は5月2日警察に通報し、職員への事情聴取と現場検証が行われました。
病院では、帳簿に残さず持ち出したり廃棄したか、盗難の可能性もあるとみて確認を急いでいます。
病院は、「毒劇物および化学物質の管理方法について職員へ周知徹底し再発防止に努める」としています。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。