5月1日はメーデーです。高知市で労働環境の改善を訴える集会が開かれました。
東洋電化中央公園(高知市中央公園)で行われた県労連の集会には、42団体から約500人が参加しました。
県労連初の女性執行委員長・岡上則子さんは、暮らしや教育にあてる予算よりも国の防衛費を増額していると政府を批判しました。
県労連 岡上則子執行委員長:
「実質賃金はマイナスとなったままです。その原因の1つが、お米をはじめとする食料品の高騰による物価高です。今、政府が行うべきことは、国民の命と暮らしを守るために農政を転換し、自給率を大幅に向上させることではないでしょうか」
その後「最低賃金を1500円に引き上げる」などのスローガンや宣言案を採択し、「団結ガンバロー」と唱和し団結を誓いました。
参加者は商店街でデモ行進を行い、労働条件の改善を訴えていました。