5月1日早朝、鹿児島県曽於市の点滅信号となっていた県道の交差点で、大型トラックと軽トラックが衝突する事故がありました。
軽トラックの男性が意識不明の重体となっています。
鹿屋支局・春山たかよ記者
「あちらからやってきた軽トラックは、向こうからやってきた大型トラックとこの交差点でぶつかりました。当時信号は点滅状態だったということです」
警察によりますと、1日午前5時55分ごろ、曽於市大隅町月野の県道63号線と
県道110号線が交わる交差点内で大型トラックと軽トラックが衝突しました。
この事故で宮崎県都城市の介護士・阿多正一さん(56)が意識不明の重体となっています。
事故が発生した午前5時55分ごろは、県道63号線を走行していた大型トラック側の信号は徐行運転を促す黄色点滅で、県道110号線を走行していた軽トラックの信号は一時停止が必要な赤色点滅だったとみられています。
警察によりますと、この信号機は午後10時から午前6時まで点滅するようになっているとのことです。
大型トラックを運転していた46歳の女性は「交差点を通過中に荷台付近に車が衝突するまで相手の車に気づかなかった」と話していて、この女性にけがはありませんでした。警察が事故の詳しい状況を調べています。