有名な投資家が運営するというSNSに誘導され、福岡県北九州市の男性が投資名目などで約2300万円をだまし取られていたことがわかり、警察はSNS型投資詐欺事件として調べています。

小倉南警察署によりますと北九州市小倉南区のパートの男性(73)が2月4日、スマートフォンでインターネットの株取引に関するサイトにアクセスしたところ、SNSアブリに誘導されて女性名義のSNSアカウントを使う人物とやり取りをするようになり、有名な投資家が運営するというSNSアプリのグループに招待されました。

その後、アプリのグループで男性名義のSNSアカウントを使う人物ともやり取りするようになり、投資方法などの指導を受けるなどしていました。

そしてやり取りの中で男性は出資金や指導料、出金の際の税金などの名目で現金を振り込むように指示されたため、指定された口座に3月12日から4月12日にかけて11回にわたり合計2269万7110円を送金し、だまし取られたということです。

警察はSNS型投資詐欺事件として調べるとともに、
▽SNS上での投資話は詐欺の可能性があります
▽面識のない人にお金を振り込んではいけません
▽SNSは知らない人からの「友だち申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう
と注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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