富山県内で唯一ウイスキーを製造する砺波市の三郎丸蒸留所では、AR技術を活用したアトラクションを新設することになり、それに使われる巨大黒板アートの制作が進められています。
黒板アートの大きさは縦2.5メートル、横3メートルで蒸留所の見学者を対象に1日から3日間、高岡市在住のイラストレーターKiamuさんがイラストを描き上げる様子が公開されます。
描かれるのはウイスキーの製造工程。
太陽光や砺波が育んだ水など自然のエネルギーと資源が循環しながらサスティナブルなウイスキーの製造が行われていることが表現されます。
この黒板アートが完成した後、今年7月を目処に、スマートホンをかざすことで絵が動いて見えるAR技術を活用したアトラクションが搭載されることになっています。
*若鶴酒造 稲垣貴彦社長
「いまは2色で描かれているが、色づいていって循環の動きが分かるような動画が、木枠の中に投影されるARの技術を使って、より楽しめるアトラクションにしていきたい」