福岡県北九州市で1日、停車の呼びかけに応じない普通乗用車を追いかけていたミニパトカーが、普通乗用車に追突する事故がありました。
1日午前9時10分ごろ、北九州市門司区春日町でミニパトカーが追跡していた普通乗用車に追突しました。
門司警察署によりますと、現場近くのトンネル手前でスピードを出している普通乗用車をミニパトカーの警察官が発見し、停車するよう何度か呼びかけました。
ところが普通乗用車が止まらなかったためミニパトカーが追いかけ、トンネルを出てからサイレンを鳴らして再び停車を呼びかけたところ普通乗用車が止まり、後ろをつけていたミニパトカーは止まりきれずに追突したということです。
けが人はいませんでした。
普通乗用車を運転していた山口県下関市の会社員の男性(46)はすぐに停車しなかった理由について「ほかの車のことだと思っていた」などと話しているということです。
警察はミニパトカーの追跡行為が適切だったかどうかについて調査中としています。