5月になってもとどまることを知らないのが「値上げ」の波です。

帝国データバンクによると、5月はカレーのルーなど香辛料を中心とした調味料など478品目が値上げとなります。

こうした中、いま人気を集めているのが、自宅で野菜を育てる家庭菜園です。

福岡市西区のホームセンターでは例年、いまの時期が夏野菜の苗が売り出されるピーク。

数百種類の苗がズラリと並び売場が賑わいますが、今年は例年より客が増加しているといいます。

その理由は?

◆購入客
「キュウリ・トマト・ナス・ピーマンですね。ちょっとお庭で採れたら助かります」

◆購入客
「子供がトマト大好きだから、自分で作ったほうが(安い)。いま野菜が高いから、ちょっと頑張ってみようかなと」

◆購入客
「めっちゃ多く(実が)なったらいい」

◆購入客
「子供たちがよく食べる野菜を育てようかなと。物価高で仕方なく。いっぱいできたら、次から次にやっていこうかなと思っている」

物価高による家計の圧迫を少しでも和らげようと、家庭菜園に挑戦する人たちです。

◆グッデイ 広報 島村菜見子さん
「今のところ前年に比べ+20%増できている。物価高で、せっかくだったら自分の家で野菜を育ててみようというお客様が増えている」

特に好調なのが、一株の苗で簡単に長期間収穫ができる「トマト」「ピーマン」「キュウリ」「ナス」。

さらに、植えてから収穫が早いベビーリーフなどの種や、土や肥料がセットになった導入キットなども人気だということです。

楽しく育てて、いつでも新鮮な野菜を食べられる家庭菜園。

物価高対策に取り入れてみてはいかがでしょうか?

テレビ西日本
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