筑後川の初夏の風物詩「エツ漁」が5月1日に解禁され、福岡県久留米市で感謝祭が開かれました。

久留米市城島町のエツ大師堂で行われた感謝祭では、漁協や行政の関係者が今シーズンの豊漁と漁の安全を祈願しました。

エツは体長30センチほどのカタクチイワシ科の魚で、毎年この時期、産卵のために筑後川を遡上します。

◆下筑後川漁業協同組合 中園正彦 組合長
「(今年は)大きいですよ!それと形も良かった」

◆食べた女性
「おいしい!」

産卵期のエツは淡泊でクセがなく、骨が柔らかいのが特徴です。

エツ漁は7月20日ごろまで行われ、近隣の飲食店では刺身や南蛮漬けなどさまざまな料理で提供されるということです。

テレビ西日本
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