18年前、兵庫県加古川市で7歳の女の子が刃物で刺され殺害された事件で、警察は被告の男の供述に基づき行っていた凶器の捜索を終えました。
無職の勝田州彦被告(46)は2007年、兵庫県加古川市の路上で小学2年の女の子(当時7)の胸などをナイフで刺し、殺害した罪に問われています。
捜査関係者によると勝田被告は逮捕前の任意の事情聴取で、凶器のナイフを「海に捨てた」などと話していました。
警察はこの供述に基づき、事件のあった加古川市に隣接する播磨町の海でことし1月から凶器の捜索を行っていましたが、4月30日に終えたということです。
捜査関係者によると、複数の刃物が見つかったということですが、事件との関連は分かっておらず、今後、慎重に調べるということです。
勝田被告は2006年にたつの市で9歳の女の子を刺した殺人未遂の罪でも起訴されていて、警察はこの事件の凶器の捜索も姫路市の海でことし1月から行っていましたが、ことし2月に終了しています。