痴漢や盗撮などの被害が増える夏を前に、高校生たちが被害防止を訴えるうちわなどを配りました。
4月30日、大阪府東住吉区にある城南学園高等学校の有志の生徒と警察など約40人が、性犯罪被害から身を守るための方法が書かれたうちわなどを、下校中の生徒や通行人に配りました。
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大阪府警によると、薄着になるこれからの季節は痴漢や盗撮の被害が増えるということです。
さらに、大阪市東住吉区ではことしの1月から3月までの間、不同意わいせつの被害が7件報告されていて、前年の同じ時期と比べて5件増えているということです。
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大阪府警は夜間は人通りの多い道を通ることや、慣れた道でもイヤホンやスマホを使用しないことを呼びかけています。
(関西テレビ 2025年5月1日)