4月13日に開幕した大阪・関西万博に香川県の魅力を詰め込んだ特設ブースが30日から4日間オープンしました。香川の名産の試食会や工芸品などの展示で大いににぎわいました。

(香川県 池田豊人知事)
「大阪・関西万博にようこそおいでいただきました。ありがとうございます」

オープン初日の30日、香川県の池田知事を始め、県内自治体のトップが会場を訪れ特設ブースのオープンを祝いました。

香川県の特設ブースは船がモチーフとなっていて、タイトルは香川の未来へつなぐ船「せとのかけはし号」です。約500平方メートルの展示面積に香川県の魅力が詰め込まれています。

(早川祐貴記者)
「こちらは万博とほぼ同じ時期に開催されている瀬戸内国際芸術祭のコーナーです。万博を訪れた国の内外の人に瀬戸芸をPRしています」

特産品のコーナーには、高松盆栽や丸亀うちわ、東かがわ市の手袋など香川が誇る工芸品が展示されています。試食コーナーでは餌にオリーブを使ったオリーブ牛やオリーブ豚の試食でにぎわいました。

(早川祐貴記者)
「香川と言えば外せないのがさぬきうどんです。試食の提供コーナーが設けられ長い列ができています」

1970年の大阪万博当時の品種の小麦で作ったさぬきうどんと現在の品種を使ったうどんを食べ比べすることができます。

(岐阜から)
「香川県はうどん県と言われているので、自分自身がうどんが好きで、こっちの方が弾力があって、うどん県と呼ばれるだけあっておいしい」
(大阪から)
「知っているが、町の名前は知らないことも多かったので楽しみ。いろいろ行ってみたい」
「香川県は自分が思っている以上にサーモンやうどんなど、いろんなものがあるなと思った」

オープン初日から大盛況の「せとのかけはし号」に池田知事も手応えを感じていました。

(香川県 池田豊人知事)
「やはりうどんの力は強いと思った。そこを入り口にしてうどんだけではない、香川のいろんな魅力を存分に味わって、実際に香川に来てもらいたい」

香川県の魅力を存分に味わえる「せとのかけはし号」は5月3日までの4日間行われ、期間中は伝統芸能などのステージイベントも予定されています。

岡山放送
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