４月２８日、井原市の井原鉄道の踏切の線路上に、石が砕けた跡が見つかりました。警察は何者かが置き石をした疑いがあるとみて捜査しています。
井原鉄道によりますと、２８日午後３時５０分ごろ、井原鉄道の列車の運転士が、井原駅近くにある第２井原踏切を通過する際に、「ガンガン」という異音を感知しました。
その後、列車は徐行して井原駅に入り、井原鉄道の社員が現場を確認したところ踏切内のレールの左右に２カ所ずつ、石が砕けた粉砕痕があったということです。
列車には乗客３人と運転士１人が乗車していましたが、けが人はいませんでした。周辺に飛び散った石の中には２０センチから３０センチほどの大きなものもあったということです。
井原鉄道は悪質性が高いとして、警察に被害届を提出、警察は何者かが、レールの上に置き石をした疑いがあるとみて捜査しています。
