ウクライナとの戦闘のためにロシアに派遣された北朝鮮の兵士約600人が死亡したことが分かりました。
韓国の国家情報院は30日、北朝鮮がロシアに約1万5千人を派兵したことなどの見返りに偵察衛星の発射台や無人機などを受け取ったと与野党の国会議員に対して報告しました。
派兵は2024年10月から始まり北朝鮮兵の死者は約600人、負傷者は4100人に及んでいて、負傷者のうち約2000人は、飛行機や列車で北朝鮮に送還されたとしています。
3月以降は交戦が減少しているということですが、国家情報院は半年に及ぶ戦闘で、北朝鮮兵が「無人機など新型兵器の使用に慣れ戦闘力がかなり向上した」と分析しています。
北朝鮮は28日、ロシアへの派兵を初めて認め、プーチン大統領が金正恩総書記への感謝を示す声明を発表しています。
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