4月29日は「昭和の日」、ゴールデンウイークは「折り返し」です。行楽日和にも恵まれ、各地の観光地やイベント会場はにぎわいました。

松江市の日本庭園・由志園で、3万輪の牡丹の花を使った恒例のイベントが29日から始まりました。
鮮やかなピンク、そして赤い花…日本庭園が艶やかに彩られました。

櫃田優果記者:
大型連休中の観光客を出迎えるのが、池いっぱいに浮かべられた牡丹の花です。

池に浮かべられているのは、約3万輪の大輪の牡丹。
松江市八束町の日本庭園「由志園」で29日から始まった『池泉牡丹』の展示です。
日本一の牡丹の産地・大根島で、苗を育てる過程で摘まれた花が使われています。

今回が11回目となるこの展示、開園50周年の節目を迎え、新たな試みとして始まったのが色とりどりのダリアを使った「花手水(はなちょうず)」です。
牡丹を使った花手水も合わせて用意され、2つの花の美しさを見比べて楽しむことも出来ます。
祝日の29日は大勢の観光客が訪れ、色鮮やかな花の競演をカメラに収めるなどして思い思いに楽しんでいました。

観光客:
いろんな色が混ざっていて綺麗だった。

観光客:
めっちゃきれいくて映えますね。

観光客:
(園が)すごく想像以上に綺麗です。

Qちなみに何連休ですか?
観光客:
私は11連休です。リフレッシュ出来ていいと思います。仕事忘れそうですけど。

日本庭園由志園営業企画部・大谷俊樹課長:
牡丹も単体で見るより比べてもらって、牡丹って他の花と比べてもここが素敵だなと感じていただきたくて、今回新たに違う花も一緒に浮かべて楽しんでいただきたいなと思っています。

このイベントは5月6日までで、会期中は「花手水」に使われる花がバラに変わるほか、最終日の6日には黄色い牡丹を浮かべた『黄金の池泉牡丹』がお目見えするということです。

TSKさんいん中央テレビ
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