栃木県の東北道で3人が死亡した逆走車による多重衝突事故で、逆走車に酷似した車が黒磯板室インターチェンジから入り、左折して逆走したとみられる事が、監視カメラの映像から推察される事が新たに分かりました。
26日夜、那須塩原市の東北道上りで乗用車が約3kmにわたって逆走し、走ってきた車と正面衝突するなど事故が相次ぎ3人が死亡しました。
警察のその後の調べで、逆走車に酷似した車が黒磯板室インターチェンジから入っていて、信号を左折して逆走しないと映らないパーキングエリアの監視カメラにも映っていた事が分かりました。
逆走車は路肩寄りの走行車線を走り、正面衝突した2台は衝突を避けようと同じ方向にハンドルを切り、追い越し車線で正面衝突したとみられています。
逆走車を運転していた男性は精神的なトラブルは確認されず、車から薬物なども見つかっていないということです。