Bリーグ・島根スサノオマジック。2年ぶりに出場権を掴み取ったチャンピオンシップ・CSの開催まで2週間を切っています。
そのCSの暫定のトーナメント表です。
島根の初戦は、アウェイで西地区王者の琉球ゴールデンキングスと対戦することが決まっています。島根は26日と27日に、レギュラーシーズンのホーム最終戦でその琉球と対戦。CSの前哨戦となった2試合の模様を振り返ります。
ホーム最終戦のチケットは両日とも完売、大歓声が選手を後押しします。
目下15連勝中、すでに西地区優勝を決めている最強のライバル・琉球が相手です。
26日のゲーム1で、島根は津山が躍動します。
津山尚大選手:(10年前琉球でプロデビュー)
僕自身、キングスと対戦するにあたって特別な気持ちで毎試合挑んでいるので…。
津山は両チームトップの23得点。育ててもらった古巣へ大量得点で恩返しします。
しかし、リバウンドランキングリーグトップの琉球にゴール下を制圧され、クーリーに13得点13リバウンドを許すなど主導権を握られます。
3ポイントシュートもも高確率で決められ、ゲーム1は82対97で敗れました。
続くきのうのゲーム2。ホーム最終戦を白星で飾りたい島根は、この試合で史上3人目のBリーグ通算500試合出場を達成したキャプテン安藤が第1Qから魅せました。
安藤誓哉選手:(Bリーグ500試合出場達成)
いつもと思い入れが違って、(ホーム戦が)最後なので良いプレーも見せたいですし。アグレッシブに出だしから攻めて、チームの流れが良くなればいいかなと思った。
安藤は前半だけで16得点をマーク。チームを勢いに乗せると、第2Qのラストプレーではニック・ケイのブザービーターをアシスト。前半を45ー34と11点リードで終えます。
後半も島根の勢いは止まりません。前日苦しめられたゴール下をマカドゥが制圧。マカドゥは12得点15リバウンドでインサイドを支配します。
そしてエース安藤は、両チームトップの26得点をマーク。ゲーム2は島根が勝利しました。
安藤誓哉選手:
優勝を目指してやっているので、最後はファンの皆さんと一緒に有終の美を飾れるように、最後まで応援よろしくお願いします。
次節はレギュラーシーズン最終戦。3日と4日にアウェイで広島との2連戦に臨みます。
これで島根は、琉球との今シーズンの対戦成績は3勝1敗。Bリーグ開幕以降、初めて琉球に勝ち越しました。
チャンピオンシップは5月9日に開幕、アウェイで琉球と対戦します。