台湾との交流を続けている鳥取県三朝町の小中学校で30日、給食に台湾風のメニューが登場しました。

三朝小学校の給食で振る舞われた台湾風メニュー。ルーロー飯にビーフンスープ。そしてデザートのフルーツポンチには、台湾産のパイナップルがふんだんに使われています。

三朝町では、約30年前に台湾の石岡区に梨の木を送ったのをきっかけに、台湾との交流が始まりました。4年前には台湾と、パイナップルの最大の輸出先である中国との関係が悪化し、多くのパイナップルが行き場を失った際、三朝町がその一部を仕入れたことを機に、毎年一回、台湾風メニューを給食で提供しています。

担任:
台湾パイナップルのフルーツポンチのおかわりが欲しい人~。

台湾との友情が詰まったフルーツポンチは、おかわりを求める長い列ができるほどの大人気。台湾の味に舌鼓です。

児童:
「まじおいしい!」
「甘酸っぱくておいしかったです」
「パイナップルの味の違いがよくわかりました」

子どもたちは、日本のパイナップルとの違いを感じながら頬張っていました。
三朝小学校では、2025年度から台湾の台中市の小学生との交流が始まるということです。

TSKさんいん中央テレビ
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