週明け28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日続伸した。
アメリカと中国の貿易摩擦が緩和するとの期待が広まり、買い注文がやや優勢となった。
今週は4月のアメリカ雇用統計の発表など、景気動向を探る主要な経済指標や企業決算の発表が予定されている。
トランプ政権の関税政策に伴い景気後退への不安感がくすぶり、結果を見極めたいとの投資家の思惑から値動きは限られた。
結局、ダウ平均は前週末比114ドル09セント高の4万0227ドル59セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は5営業日ぶりに小幅に反落し、16.81ポイント安の1万7366.13で引けた。