島根県川本町に誕生した女子硬式野球チーム「島根フィルティーズ」。チームは5月から本格的に活動を始めます。こうしたな中、13人の選手がユニフォーム姿を披露、初めての試合で町民にチーム誕生をアピールしました。
ド派手な演出でステージに登場したのは、女子硬式野球チーム「島根フィルティーズ」の選手たち。
この日はチーム創設の記念イベントが開かれ、13人の選手たちが真新しいユニフォームとともに町民に紹介されました。
そして…チームを率いる森山一人監督も、初めてのユニフォーム姿を披露しました。
今シーズンから女子野球の中四国リーグ「ルビーリーグ」3部に参戦。最短での1部昇格を目標に戦います。
川本町の野坂町長や島根県の丸山知事がメンバーを激励、島根初の女子硬式野球クラブの「船出」に期待を寄せました。
島根フィルティーズ・森山一人監督:
一度川本に来ていただいて、川本を感じていただいて地元に戻り、川本がどうだったのかということをしっかり考えてくれと、その中から川本が良いと言って集まってくれた13人です。この子たちで良かったなと思っています。
森山監督の目には光るものが…。
難航した選手集めを振り返りながら、船出した新チームの未来へ意気込みを示しました。
島根フィルティーズ・森山一人監督:
シーズンの終わりに、ここで優勝報告が出来るように一年間頑張ってきます…お前らの顔見ると涙が出る!
セレモニーのあとは、記念試合。
フィルティーズとして初めて挑む相手は、同じ川本町にある島根中央高校の女子野球部。スタンドから600人が見届けます。
フィルティーズは序盤、先制を許したものの、すぐさま反撃し同点に追いつくと…その後に追加点。結成から2週間ながら持ち前の打撃力を発揮し、初めてのシーズンの活躍を期待させました。
島根フィルティーズ・キャプテン 恩田楓可選手:
私自身としては、島根で野球をすることが叶ったのですごい嬉しかったのと、強くなるなとすごく実感出来たので嬉しく思います。
島根フィルティーズ、5月中はオープン戦などで調整、6月に初めての公式戦に臨みます。