県内で相次ぐ警察官などをかたる詐欺を連携して未然に防いだとして佐賀銀行の女性行員3人に感謝状が贈られました。

伊万里警察署と有田防犯協会から感謝状が贈られたのは佐賀銀行行員の山口啓子さん、江口理絵子さん、清水和美さんの3人です。

3月、山口さんは銀行の窓口で1000万円を自分のネット口座に振り込もうとする女性に預金の使用目的を確認しました。
女性が奈良の警察官や検察官を名乗る人から指定された口座に預金を移すよう指示をされたと話しため詐欺を疑い、清水さんと江口さんの3人で連携し、本店の犯罪対策室や警察に連絡をして被害を防いだということです。

【佐賀銀行有田支店 山口啓子さん】
「未然に防げたということはやっぱりよかったなと思いますし身近でこういうことが起こるっていうことがちょっと怖いなと思いました」
【佐賀銀行北方支店 江口理絵子さん】
「最初の金額と使い道が一致しないというところが不審に思ったところです。佐賀銀行の行員としてとても誇りに思います」

対応した行員によりますと電話で検察に確認したところ検察官を名乗った氏名の人物は奈良の検察にはいなかったということです。

サガテレビ
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