立春から数えて八十八日目、「八十八夜」の5月1日、嬉野市の神社で毎年恒例の「献茶祭」が行われ新茶が奉納されました。
献茶祭は、江戸時代に茶の栽培や製法を研究し、うれしの茶の基礎を築いた吉村新兵衛など、栽培に尽力した先人に感謝しようと開かれているものです。
毎年、新茶の芽を摘むのに適しているとされる「八十八夜」にあわせて嬉野市の豊玉姫神社で行われています。
きょう1日は、茶の生産者や嬉野市長など約30人が出席し、新茶の入った茶つぼなどを奉納しました。
【うれしの茶活性化委員会 山口満夫会長】
「来年は全国お茶まつりを佐賀県で開催するようにしておりますので、それに向けて今年・来年頑張っていきたいと思っておりますので、ぜひたくさんのお茶を飲んでいただきたいと思っている」
今シーズンのうれしの茶は3月末の寒波の影響で量は少なくなっているものの、味、香りは去年より良いということです。