吉野ヶ里町の男性職員が町長からのパワハラを訴えて死亡した問題で、町は第三者委員会を設置することになりました。

吉野ヶ里町は30日臨時議会を開き、弁護士3人で構成する第三者委員会を設置する費用約236万円を計上した補正予算案を全会一致で可決しました。

吉野ヶ里町によりますと、去年4月、町の当時の財政協働課長の男性は、伊東健吾町長からのパワハラを訴えた後に死亡しています。
町の調査では「パワハラではない」と判断していましたが、今後は第三者委員会で調査することになります。

【伊東健吾町長】
「公正な立場で判断していただけると思っております。第三者委員会の力を借りないと落ち着かないと、終局はないと判断してお願いした所であります。」

具体的には、町長の強制的な配置転換ともとれる発言など、3件の事案を中心に調べるということです。

サガテレビ
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